シノの将棋研究所

将棋 駒の動かし方

歩の動かし方
「歩」は前に一つずつ進めます。また、敵陣(上から数えて1~3列目)まで進めば「と金」となり、「金」と同じ動きをすることができるようになります。
「と金」は相手に取られても「歩」なので、相手の守りを崩す際に非常に重宝します。

香の動かし方
「香車」は別名「槍」と呼ばれ、障害物が無い限りどこまでも直進できます。
そのため、下段から打つ手が度々好手となります。
「香車」も歩と同じように、敵陣まで進むと「金」と同じ動きをすることができるようになります。

桂馬の動かし方
「桂馬」の動かし方は少し特殊で、横に一つ、前に二つ直進した位置にうごかすことができます。
「桂馬」も「歩」や「香車」やと同じように、敵陣まで進めば「金」と同じ動きをすることができるようになります。

銀の動かし方
「銀」は前後の斜めと前に一つずつ進むことができ、一枚は攻めに、もう一枚は守りに使われることがほとんどで、「金」と組み合わせるとこで、堅い守りを築くことができます。
「銀」も「歩」や「香車」や「桂馬」と同じように、敵陣まで進めば「金」と同じ動きをすることができるようになります。

金の動かし方
「金」は前後左右と前方の斜めに一つずつ進むことができ、堅い守りを築くには欠かせない駒です。
また、前方向に強い駒の為相手玉を詰ます最後の一手に使われることも少なくありません。
「金」は敵陣まで進んでも「金」のままで、動きが変わることはありません。

角の動かし方
「角」は「飛車」と共に別名「大駒」と呼ばれ、前後の斜めに障害物が無い限りどこまでも進めます。
また、敵陣に進むと「馬」となり、「角」の動きに加えて前後左右に一つずつ動けるようになります。
「馬の守りは金銀三枚に匹敵する」と言われ、自陣に引き付けると強力な守備力を発揮します。

飛車の動かし方
「飛車」は攻めの主役と言える駒で、前後左右に障害物が無い限りどこまでも進めます。
また、敵陣まで進めば「竜」となり、「飛車」の動きに加えて前後の斜めに一つずつ動けるようになります。
「2枚飛車に追われる夢を見た」などと言われるくらい、「飛車」を2枚使った攻めは迫力があり、相手の守りを破壊するために重宝される駒です。そのため、初級者は必要以上に大事にしてしまう傾向がある駒です。

王の動かし方
「王」&「玉」は取られると負けてしまう、将棋で最も大事な駒です。前後左右と前後の斜めに一つずつ動くことができます。
また、敵陣に入っても動きに変化はありません。一般的に「王」は上手や後手、「玉」は下手や先手の人が使います。